真綿でお昼寝

ときメモGS4のプレイ日記など

オレオレ執筆環境2022春


二次創作という形で10年ぶりにも書くのを再開させてから3ヶ月が立ちました。

執筆環境を見直したので忘備録代わりにメモします。

 

最初の執筆環境

色々探してNolaというアプリに行きつきました。Nolaは2018年に開発開始された小説執筆用アプリです。

nola-novel.com

無料会員でもPCやスマホの同期が可能であり、プロットや登場人物の設定などをアプリでできることが魅力的でした。縦書きでプレビューしたり、目標文字数を設定して何%まで書けたかを確認したりできるのが便利でした。そして、三点リーダーやかぎ括弧などよく使う記号はワンタッチで入力できるのがよく、愛用しています。

 

最近は、ストーリープロッターを使ってみたりしています。ネタからプロットにする機能がかなり充実していて、こちらである程度のプロットを立てたあとセリフだしを行い、書くというスタイルになりつつあります。おすすめなのでぜひ。

ただスマホアプリとパソコン版を同期するには月額400円かかります。課金はまだしておらずスマホアプリだけ使ってますね、結局。

storyplotter.net

キーボードは初めてのボーナスで奮発して買ったHHKB type-Sの英語配列です。

辞書は電子辞書と感情ことば選び辞典をつかっています。電子辞書では、主に共起表現や類語辞典を使用してます。

amzn.to


 

PDFをキレイに出したくて組版

同人誌の作成方法について調べたところ、PDFで入稿できればどうとでもなることがわかりしました。しかし、NolaだとPDFの出力機能が心許なく、結局論文と同じようにlatexを使った組版の環境を整えることにしました。

 

エディタは、vscode というプログラミング用アプリケーションを使用しています。どのプログラミング言語も対応可能で、いろんな拡張機能が入れられるのがすごく便利です。カラーテーマも複数用意されており、Draculaというテーマを使ってます。セクシーな配色と、ダーク系の目が疲れなくてかわいさと有益性を両立したテーマだと個人的に気に入っています。

draculatheme.com

 

vscodeに「テキスト校正くん」という拡張機能を入れて、誤字脱字を防止し、字下げの全角スペースをハイライトすることで字下げ忘れを防止します。

marketplace.visualstudio.com

latexはダウンロード済みなので、同人誌用のA5二段組のスタイルを作成しました。もちろん偉大なる先人達がおり、以下のブログを参考にしました。latexよりもlualatexのほうが組版が早いのもありこちらにしました。

 

adbird.hatenablog.com

qdaibungei.github.io

 

あとは場面転換の記号を入れるコマンドを作ったり、感嘆符のあとのスペースを入れるコマンドを作ったりしました。

Dracula 配色のままコピペしてみた。

#場面転換の画像を挿入する
\newcommand{\scenebreak}{%
\mbox{}\par
\hspace*{11\zw}\mbox{\yoko\includegraphics[width=1.5\zw]{moon.png}}\par
\mbox{}\par
}
#このコマンドを感嘆符の後ろに入れると、途中で改行がはいってもいい感じに半角スペースを入れてくれる。
\newcommand{\hankakuaki}{\hskip0.5\zw plus .125\zw minus 0.03125\zw}

 

ただ、フォントを差し替えるに大苦戦し、3時間くらい格闘しました。Lulatexだ\directluaコマンドが使えるので、結局相対パスでこぶり明朝のファイルを参照させるという力業で解決させました。

ja.stackoverflow.com

おまけ 高校生くらいまでの執筆環境

 10年前は自分のパソコンがなかったので、ケータイで書いて夜中に父のPCを借りてワードで直すという執筆スタイルでした*1それよりもっと前、小学生高学年の頃から中学生の頃は100円ショップの原稿用紙に書き殴るスタイルでした。

 また小学校低学年のときハム太郎がめちゃくちゃ流行りました。ハム太郎に刺激されて?、ハムスター達が世界を旅する漫画を友達と100円ショップの自由帳に書いて連載してました。当時の友達の方が画力やアイデアが上で、驚いていたことを思い出しました

 当時は遠足の作文がめっちゃ長かったり、夏休みの宿題でもらった作文のコンクール一覧に全部出してみたりして*2、かなり狂ったように文字を書いていた記憶が残ってます。あと読書記録ノートをつけてたりしてました。

 

*1:このとき、父のPCソフトの棚からときめきメモリアル~Forever with you~を発見し、ギャルゲかと思ってそっと棚に戻した記憶があります。父はあのゲームをやっていたのだろうか?

*2:しかもどれも入賞しなかったというオチ付き