真綿でお昼寝

ときメモGS4のプレイ日記など

本多行の誕生日に彼の真告白を見た話

まずは、本多行くんお誕生日おめでとうございます。今日は、いろんな方が描くいっくんを見ることができ本当に幸せでした。
また、今日は2022年最初の満月で、これは地球と月の距離が最も遠い「ウルフムーン」と呼ばれるようです。
会社から帰るときに、乾いた冷たい風に吹かれて、ふと空を見上げました。すると、まんまるな月があって、素晴らしい日だなぁと思いました。元気キャラなのに冷たい冬に生まれていることが、ギャップがあって良いですね。

今日は満を持して、本多行の真告白を見ました。以降は彼の新告白のネタバレを含みます。

  • 母親、妹、そしてマリィが教えてくれた「他者の世界」

 告白の中で、母親から外の世界、妹から教えることの楽しさ、マリィと過ごす時間の楽しさに気づいたという部分を聞いて、彼の精神的成長を二人で振り返られることに嬉しさを感じました。
この部分は少し発達心理学っぽいなぁと思いました*1。なぜなら、自己に引きこもっていた自分から、他者を意識した世界を構築できるようになった過程の話だと感じたからです。彼の成長は周りの人の助言やきっかけによるかもしれないけど、彼が本来持つ好奇心と探究心の強さが、より成長を早めていそうだと感じました。だから学年1位の学力キャラなのかもしれない。本多行が少年から青年になるその過程を、本多マリィは優しく注意しながらもとして三年間見守っていたのだなと思いました。

あと、何故だか分かりませんが、このセリフから先日行ったしながわ水族館にあったイルカなどの海獣類の調教の解説を思い出しました。動物の条件づけと比較するのは良くないけど、結局は場数なのかなぁ。本多行なら良い調教師になれそう。f:id:tomato_gs4:20220119001650j:plain

  • 生涯の研究テーマは「君」

 このセリフを聞いたとき、「18歳で生涯追いかけ続けたい研究テーマを発見できるなんて、なんて運がいいのだろう。」と思いました。理由は、普通にぼんやりと生きていると、なかなかそのようなテーマに出会うことは少ないからです。
日常生活の気づかないうちに疑問やアイデアの種、ちょっとした興味がどこかに行ってしまいます。大半の人は気づいていなくて、解かれていない問題がこの世の中にはたくさんあります。だから、チャンスの神様の前髪を掴むように、注意深くしていないと、なかなか生涯取り組みたい!って思うほどの解くべき課題や問題を明確に発見することができないように思います*2
 彼が、マリィという「外的要因」によって引き起こされた「自分の気持ち」や「生体反応」に真摯に向き合ったからこそのこの言葉なんだろうな、と思いました。恋愛であれ、何であれ自分の気持ちに向き合うのはしんどさを伴う作業、自分も逃げずに向き合いたいなーと思うENDでした。でもどんな方法でマリィを研究するのでしょうね。どんなことが好きか嫌いか、から始まって、どんな寝相で寝るかまでメモされてしまいそう。

  • 「人」をテーマにした研究

 壮大なテーマやけど、問題をどう切り出すかによって、2年に1本くらいは研究が落ち着いて論文かけるよ!本多行。
ヒトの研究は、社会学、心理学、認知科学神経科学などなどといった文理融合領域ですね。ちょうど大阪大学人間科学部のキャッチコピーが「人間とは、何か?」を探求し続ける*3だったので、彼の志望校にいいかもなーと思いました。あとは京大の総合人間学部とかなぁ。いろんな分野をたくさん学べるので、興味関心が多い本多行が、熱心に学んでる姿を想像してしました。

*1:世界の心理学50の名著 | ディスカヴァー・トゥエンティワン - Discover 21ピアジェ「自動の自己中心性」など

*2:それらは、自分が研究というものををライフワークにしてしまったからこそ強く思うのかもしれないです。

*3:Home | 大阪大学人間科学研究科/人間科学部