真綿でお昼寝

ときメモGS4のプレイ日記など

七ツ森実の仲良しグループ告白エンドがよかった話

※仲良しグループ告白エンド、下校会話のネタバレがあります。

私は初心者で、ときメモGS4から始めた人です。最近、ときメモGS4のエンドの分岐点があることに気がつきました。奇跡的に3年目1月のセーブファイルがあったので、最後の3ヶ月だけやり直して七ツ森実の仲良しグループ告白エンドエンドを見ました。私は七ツ森君の真告白と逆転告白のエンドを既に見ていたので、差分が楽しみでした。

まだ柊・氷室・御影先生グループとこの3人のグループしか見てないのですが、風間くんがツッコミ、本多くんがボケに徹し、七ツ森くんがボケにもツッコミにもなれる、という部分が良いなと思ってます。*1

実は私は、七ツ森君の友好から好き状態になった途端の甘さがあまり得意ではありませんでした。中学生時代の時の話や、モデルにスカウトされたADV、女装やSNSの話を聞いてると引っ込み思案なところがあるのにかかわらず、好き状態の言動が、結構大胆だなぁと思ってしまいました。大胆なことをしても、頬が赤くならないことが多くて、彼の影が少し薄くなってしまってるのが少し気になってました。彼の影を薄くしたのはマリィの存在なのかもしれないです。聖母マリィは偉大ですね。

そんなふうに思っていたときに、YouTubeで甘くない七ツ森特集の動画を見ました。 七ツ森実の甘くないデート会話集【ときメモGS4】 - YouTube

私はどちらかというと教科書通り、正解の選択肢を選びたくなってしまうタイプなので、失敗選択肢は嫌われたくあまり選べませんでした。この動画にいる失敗選択肢の反応などを見ると、サバサバ七ツ森君のほうが好きだなぁと思いました。*2 虫にゲンナリしたり、主人公に淡々とツッコミ入れるのが自分の好みに入ったみたいです。この動画から、自分は、ときめき・好き状態の七ツ森君には母性を、友好状態の七ツ森君には父性を感じていることに気付きました。父性と母性って、男性女性区別なく混在してる*3ようで、これは自分の中であまり意識してなかったことでした。

エンド回収途中でたまたま、2月の七ツ森君の下校会話を聴きました。中学校のツレがはばたき学園を勧めてくれたことに感謝して、「この学校に来てよかった」という話は、本多くんと風間くんと話す彼の姿を見て、よかったねぇ、、、などと思うなど。

仲良しグループ告白エンドの「2人に背中を押された」という発言から、2人はどのように声をかけたんだろう、風間くんはどんな気持ちだったんだろう、という私からは見えない、マリィがいない時の3人の関係性を想像しましたし、 告白後の風間くんが七ツ森くんに言うセリフ「いつでも相談しろよ」の声が絶妙で*4、特に風間ー七ツ森君の関係性が友情として特別なんだなぁとプレイヤーに想像させるところが、すごく素敵だと思いました。

七ツ森君が、ワックスやヘアピンで風間くんや本多くんをおしゃれにするスチルの別セリフが最後に流れますが、「3人ともみんなお前好きだった」的な発言は、追加デート海の3人の関係性を聞くセリフと繋がってるのがうまい。伏線が回収された気持ちになりました。マリィと風間くん、本多くんと出会って、中学校の時には知らなかった世界をしり、七ツ森君の人間的な成長をより感じるエンドでした。

*1:お笑いも好きで良く見るのですが、よく喋る豊本さんがいる東京03のコントを想像すると、風間本多七ツ森の妄想が捗ります

*2:猫映画の◎セリフ、好きすぎて実際に見に行った

*3:樫津、現代の父性に関する基礎研究、佛教大学教育学部紀要(2002)https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0003/KK00030L135.pdf

*4:梶さんすごい